![アスベスト調査](https://kaitaikouji-okinawa.com/wp-content/uploads/2023/07/アスベスト調査.jpg)
今回は、私たちが沖縄県内で行っているアスベスト調査について、その目的や方法、注意点などを分かりやすくご紹介したいと思います。
アスベスト調査とは?
アスベスト調査とは、建物や構造物にアスベストが含まれているかどうかを調べることです。
アスベストは、昔は断熱材や防火材などに広く使われていた繊維状の鉱物ですが、その微細な繊維が人体に入ると、肺がんや中皮腫などの重篤な病気を引き起こすことが分かっています。そのため、現在ではアスベストの使用は禁止されていますが、過去に建てられた建物や構造物にはまだ残っている可能性があります。
アスベスト調査は、解体工事の前に行うことで、作業員や周辺住民の健康を守るために重要なステップとなります。
アスベスト調査の目的
アスベスト調査の目的は、主に以下の2つです。
- アスベストの有無や種類や量を把握することで、解体工事の計画や方法を決める。
- アスベストの除去や処理を適切に行うことで、作業員や周辺住民の健康を守る。
アスベスト調査は、建築基準法や産業廃棄物処理法などの法律に基づき、解体工事を行う前に必ず行わなければなりません。
アスベスト調査の方法
![](https://kaitaikouji-okinawa.com/wp-content/uploads/2023/07/アスベスト調査診断.jpg)
アスベスト調査の方法は、大きく分けて以下の2つです。
- 書類調査
建物や構造物の設計図や施工記録などの書類を確認し、アスベストが使用されている可能性がある箇所や部材を特定します。 - 現地調査
書類調査で特定した箇所や部材からサンプルを採取し、実際にアスベストが含まれているかどうかを分析します。
書類調査では、建物や構造物の築年数や用途などによって、アスベストが使用されている可能性が高い箇所や部材を絞り込みます。例えば、1980年代以前に建てられた建物では、屋根材や外壁材、断熱材や防火材などにアスベストが使われている可能性が高く、特に公共施設や工場などでは多く見られます。また、2004年以前に建てられた建物では、床タイルや壁紙、パイプやボイラーなどにアスベストが使われている可能性があります。
現地調査では、書類調査で特定した箇所や部材からサンプルを採取し、専門の機器で分析します。サンプルの採取は、作業員が防護服やマスクなどを着用し、周囲にアスベストが飛散しないように注意しながら行います。サンプルの分析は、顕微鏡や赤外線分光法などの方法で行い、アスベストの有無や種類や量を判定します。
アスベスト調査の結果
アスベスト調査の結果は、報告書としてまとめられます。報告書には、以下の内容が記載されます。
- 建物や構造物の概要(名称、所在地、築年数、用途など)
- 書類調査の結果(アスベストが使用されている可能性がある箇所や部材の一覧)
- 現地調査の結果(サンプルの採取箇所や方法、分析結果など)
- アスベスト調査の結論(アスベストの有無や種類や量など)
アスベスト調査の注意点
アスベスト調査は、以下の点に注意しなければなりません。
- アスベスト調査は専門家に依頼すること
- アスベスト調査は解体工事の前に行うこと
- アスベスト調査は周辺住民や関係者に通知すること
- アスベスト調査は安全対策を徹底すること
- アスベスト調査は報告書を作成し保存すること
最後に
以上が、沖縄のアスベスト調査についての内容となります。アスベスト調査は、解体工事を行う前に必ず行わなければならない重要な工程です。
アスベスト調査を行うことで、作業員や周辺住民の健康を守るだけでなく、解体工事の計画や方法を最適化することができます。
私たちは、沖縄で豊富な経験と実績を持つアスベスト調査会社。解体工事業者として、お客様のご要望に応えることができます!
沖縄で解体工事をお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちにご相談ください。お見積もりは無料ですので、お気軽にお問合せください。私たちは、解体工事を安全・迅速に行います!
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